大切な存在だと気付いた

私の復活愛、それはもう随分前の話です。

当時付き合っていた彼は育った環境のせいか、感情表現が苦手で、人の気持ちを考えることができないような人でした。

傷つくことを言われたり、悲しくなるような事をされたり、それが日常茶飯事でした。

喧嘩をしたり、気に食わないような事があれば怒りの感情が抑えられず、すぐに別れ話を出してくる…その度に私が歩み寄り話をし、ひとつひとつ乗り越えていきました。

不思議と嫌いにはならなかったからです。本当は優しい人、感情表現がへたくそなだけ、きっと彼は変われる。そう信じていました。

ですがある時、あまりの別れ話の多さ、そして傷つくことが当たり前になりすぎたその現状に我慢ならなくなってしまったのです。

いつも通りイライラしながら別れを突きつける彼。

私は初めて何も言わずにその別れを受け入れました。

もう好きじゃない。もう一緒にはいたくない。そう思いました。

彼はさっさと他に女を作ると言い捨てて去っていきました。

それから随分時間がたち、彼から久し振りに連絡がありました。

ヨリを戻してほしい。なぜそう思ったのか、どれだけ大切な存在だと気付いたか、すべてを話してくれました。

それは感情表現を全くしてこなかった彼が、初めて自分の気持ちに向き合いそれを言葉にした瞬間でした。

当初ふりまわされるのにうんざりしていた私は最初断っていたものの、あまりの熱意に押されまた彼と歩き始めました。

あれから5年、もうすぐ彼の奥さんになります。

たくさん泣かされてきた分幸せにしてもらうつもりです。

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